福岡県知事に陳情 6校区が周船寺インターの件で

■福岡県知事に陳情 6校区が周船寺インターの件で

１福岡県知事への陳情

　西部6校区代表者連絡会議（以下、6校区自治協という）＝構成/今宿、玄洋、周船寺、元岡、北崎、今津）は、西区選出の田中・野原両県議の取り計らいで、9月24日、西九州自動車周船寺インターのフルインター化並びに福重・周船寺間の料金無料化についての陳情書を福岡県知事に提出しました。

　これは、昨年末、6校区自治協が福岡市議会に対して行った同趣向の請願が2月議会で採決され、福岡市が対策課を設置したことを受け、西九州自動車道の管理者である県に対して協力を要請するために行ったものです。

　当日は、6校区会長全員が県庁に出向き、山本県土整備部長、新田高速道路対策室長と面談し、陳情の趣旨を説明しました。

　面談の中で山本部長は、(1)当該道路の渋滞が著しいことは認識している、(2)対応については、今後、福岡市の対策課と密接に協議していきたい、(3)今後、高速道路対策室が窓口になるので地元からの要望等は同対策室に連絡いただきたい、と述べました。

２　市担当課長との面談

　なお、6校区自治協は、9月17日、請願採択を受け福岡市が新設した自動車専用道路担当課の松雪課長を招き、西区役所で市としての今後の対応等について説明を受けました。

　松雪課長からは、次の報告・説明がありました。

(1)　6月の補正予算で調査費2200万円がついた。

(2)　8月2日（下記休日）、国道202号の主要渋滞個所（谷交差点、今宿交差点）を中心に交通量・渋滞長（１日の内、最も渋滞となった時間帯とその距離）の調査を実施した。

(3)　今後、平日の交通実態調査を10月下旬～11月上旬に実施する予定。

(4)　西九州自動車道とのアクセスなどについて課題を整理していく。

(5)　県（高速道路対策室）に対しては、協議のテーブルについてほしい旨の要望を出している。

　周船寺インターの件は、福岡市議会での採決を受け、福岡市、福岡県ともに実現に向けゆっくりではありますが１歩前進しました。6校区自治協は、今後のまちづくり協議の中で、早期実現に向けた取り組みと県、市への働きかけを検討していきます。

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■今宿タイムズ平成27年(2015年)11月1日第398号