「地震が来た」あなたも参加の防災・減災対策

■「地震が来た」あなたも参加の防災・減災対策

　玄洋校区の横浜西町内会及び西都自治会の防災事業が行われました。

　横華西町内の防災訓練は1月17日に地震を想定しての「DIG」（危険予知訓練）を行いました。

　町内のエリア・組毎にグループ分けをして、町内の道路や避難先等を地図に書込み自分のエリアの強みを知り、発表をしました。

　その後、地震発生時の避難後に避難していない人の対応についての想定訓練を行いました。

　地震で揺れている時の安全確保やおさまった時の対応など刻々変化する状況での対応についての訓練ができたと思います。

　また、ペットと暮らしている人が多くなった現在の避難所運営についての課題も提起されました。

　西都自治会では、東日本大震災の福島原発事故対応の指導官として活躍された宮島俊信氏の講演会が2月7日に「さいとぴあ」で行われました。

　東日本大震災の福島原発事故対応で指揮官として活動した概要が紹介されました。

　水素爆発に巻き込まれた時の対応や緊急事態が発生する中でのヘリコプターや消防車による放水活動等を行う時の決断の話が紹介されました。

　その後に、当時の活動経験から防災・減災の留意事項を述べられました。

　防災訓練では、女性や高齢者等を含めることが大切であること、また避難した場合の自治組織の必要性など、震災で指揮官として長期間活動して得た経験談が語られました。

　そして防災、減災するための活動の重要性を講演されました。

　今年行われた町内会・自治会の防災事業を活かし、皆様一人一人全員が参加して防災・減災していきましょう。

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■今宿タイムズ平成28年(2016年)3月1日第402号