ヒトツバタゴが街路樹に

今宿タイムズ

ヒトツバタゴが街路樹に

■ヒトツバタゴが街路樹に

 2010年8月の今宿タイムズの「銘木シリーズ」で紹介された「ナンジャモンジャノキ(ヒトヅバタゴ)」が、玄洋小学校の東側の街路樹として植えられています。4月下旬より雪のような白い花が咲いています。

 ヒトヅバタゴは、日本では愛知県、岐阜県と対馬にだけ自生する希少種のひとつで、天然記念物に指定されています。江戸時代に愛知県で尾張藩史で植物学者に発見され、トネリコ(別名タゴ)に似ているが、トネリコが複葉であるのに対して、単葉であることから1ツ葉のタゴで「ヒトヅバタゴ」と命名されたとのことです。

 また、「ナンジャモンジャノキ」とは、その土地には珍しく名前を知らない植物を指す呼称で、ニレ、ボダイジュやイヌザクラ等にも使われています。水戸黄門(徳川光圀)が将軍に「あの木はなんの木か」と尋ねられて、その返事に窮してとっさに「なんじゃもんじゃ!」と答えたという面白いエピソードもあります。

 伊都土地区画整理事業区域の街路樹の種類を決めた理由を、伊都区画整理事務所に確認しました。「春に開花する見栄えのする樹木」をコンセプトに決めたとのことでした。名古屋に「なんじゃもんじゃの並木道」、岐阜県は「なんじゃもんじゃ街道」という愛称が付いた「ヒトツバタゴ」の通りがあるとのことです。

 来年4月に玄洋小学校東側歩道に真っ白な雪のようなヒトツバタゴの花が咲き、黄色いカバンカバーと帽子とピカピカの1年生が通ることを想像するとわくわくしてきます。この街路樹が皆さんに愛され、愛称が付けられる時期がくることを楽しみにしています。

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■今宿タイムズ 第382号 平成26年7月1日
今宿公民館 新装落成祝賀会
今宿発展期成会総会開催
今宿・玄洋校区役員交流会
ラブアース・クリーンアップ2014
第32回まつり今宿納涼花火大会
今宿商協中元大売出し
玄洋校区団体役員交流会
うわごと
今宿地区3校で 運動会・体育会
玄洋校区 社協会食会
平成26年度 今宿校区子ども会球技大会
「筑前今宿歴史かるた」から今宿の歴史を学ぶ 3
九大と地域のみんなで伊都祭2014
西都1丁目・2丁目子ども会育成会
新しい公園ができます!
今宿校区各種団体 役員指名の追加・変更
今宿商協新入会紹介
ヒトツバタゴが街路樹に
コーヒーブレイク
今月の男女共同参画
今宿五行歌会(子供・子供の日)
ご芳志の御礼

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