柿の木に、登る練習をするカニ

柿の木に、登る練習をするカニ

柿の木に、登る練習をするカニ

■柿の木に、登る練習をするカニ

 8月下旬に我が家の柿の木の近くにある黄菖蒲(きしょうぶ)の葉の30cm程のところにカニがいるのを発見しました。

 川や海岸などで見かけるカニが、我が家の、しかも高いところに登っているではありませんか。

 インターネットで調べた童話「さるかに合戦」の概要は以下のような内容でした。カニの持っていたおむすびをサルが柿の種と交換しました。

 カニは柿の種を蒔き、大きくなった柿に熟した実をサルに取ってくれるように頼みます。サルは気に登り、熟した美味しい柿の実を食べ、カニが取ってくれるように頼むと青い柿の実を投げつけ、怪我をさせてしまいます。

 カニの見舞いに来た「栗」と「蜂」と「臼(うす)」は3人でサルをこらしめ、サルが改心するという物語です。

 カニは、自分が柿の木に登ればこのような事件が起こらないと考え、登る練習をしていたのかもしれないと考えると、楽しくなりました。

 このカニは、鉗脚(かんきゃく・はさみ)上面が赤いことが特徴の「テアカガニ」といい、日本では本州から南西諸島まで分布し、海岸や川辺に多く生息するとのことです。

 カニの中でも乾燥に適応した種類で、高所に登る習性もあり、春から秋にかけて人家に侵入したり、木に登る姿も見られるとのことです。

 カニは鰓呼吸(えらこきゅう)をするので水がないと生きていけませんが、「アカテガニ」は、鰓呼吸した水を口から吐き出し、腹部の脇を伝わせて空気に触れさせ、脚の付け根から再び体内に取り入れています。

 この水の循環ができるためわずかな水で生きることができ陸上生活に適応しているとのことです。

 私たちの周りには自然が多く、いろいろな生物と出会うことで楽しいひと時を過ごすことができます。

 いつも前ばかり見ている皆さん、時には上や下を見ると楽しいことを見つける事ができるかもしれませんよ。

(C・R)

 

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■平成27年(2015年)10月1日第397号

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柿の木に、登る練習をするカニ
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