秋なのに咲いている青色朝顔が

■秋なのに咲いている青色朝顔が

　10月も末なのに青色や紫色の花が咲き、葉も活き活きとしている朝顔があります。

　この元気な朝顔は、「野朝顔」で、温かい沖縄県でよく見かけることから「琉球朝顔」とか、海のように濃い青色の花をしていることから「オーシャンブルー」とも言われています。

　一般的に見かける朝顔と同じヒルガオ科サツマイモ属ですが、朝顔は1年草、琉球朝顔は多年草です。

　生命力も強健で、10m以上のツルを伸ばし、葉も大きく、花は時刻と気温で変化していきます。

　朝は青色、昼には紫に変化していることに気が付きませんか。

　また、種が実りにくいために差し木で増やします。

　開花は霜が降る11月まで咲き続けるそうです。

　特に9月～10月は花数が多く美しいとのことです。

　多年草ですから、冬に葉は枯れますが、翌年の夏までには多くの葉が茂ります。

　このため「緑のカーテン」に適している言われ、植えているお宅では2階のベランダまで伸びた琉球朝顔を見ることができます。

　サツマイモは、苗を買ってきて挿し木をし、秋にイモを収穫しますね。

　琉球朝顔もサツマイモ属ですから、挿し木は納得できますね。

　又、花の形もサツマイモと同じです。

　但し、サツマイモが緑のカーテンになるか保障しません。

(C・R）

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■平成29年(2017年)1月1日今宿タイムズ412号