真夏の夜の興奮「まつり今宿」納涼花火大会

今宿タイムズ

真夏の夜の興奮「まつり今宿」納涼花火大会

 

■真夏の夜の興奮「まつり今宿」納涼花火大会

 玄洋、今宿の真夏の夜を彩どる第32回今宿納涼花火大会が開催されました。

 8月7日、早朝から、打ち上げ花火用台船の位置決め、午後1時よりの会場設営と、ただ1つのきがかりである空模様を心配しながら、実行委員の皆様による準備が進められました。

 午後5時30分、今宿商工会石田理事長の開会宣言により、「まつり今宿」が始まり、特設舞台では、小学生のダンス、両公民館のサークルの皆様のフラダンス、日舞のイベントが続き祭りを盛り上げていました。

 又、県議会議員、市議会議員の皆様、福岡市西区長など多くの来賓のご参加もあり、壇上でのご紹介の後、実行委員長である玄洋校区自治協、河野会長、進藤西区長の挨拶。今宿・玄洋子ども太鼓、今宿纏太鼓と熱い演奏が続きました。

 会場の頭上には多くの提灯に火がともり、おじいちゃん、おばあちゃん、浴衣姿の女の人、小さな子どもを連れた家族、若いカップルが出店したたくさんの夜店を廻りながら、花火の打ち上げを今か今かと待っていました。

 午後8時、会場の大勢の人のカウントダウンにより、最初の花火が夏の夜空に花開きました。今回の花火の総数は1137発で、打ち上げ花火1037発、うち尺玉(開花時の直径が320メートル)は17発、水中花火が100発となっていました。尺玉春、夏、秋、冬連弾、連発スターマイン等の尺玉の豪華さ、華麗さには会場よりやんやの喝采がおきていました。

 日本での花火の歴史は古く、室町時代、公家の万里小路時房の日記「建日記」の1447年に「唐人」が花火と思われる「風流事」を行ったとの記事がみえます。

 また、花火が上がると「かぎや~」、「たまや~」との掛け声が上がります。これは享保18年(1733年)の両国の大川(現隅田川)の川開きに花火師、6代目鍵屋弥兵衛が花火を打ち上げた際、鍵屋をたたえる掛け声として始まりました。ちなみに、鍵屋弥兵衛は葦の筒に火薬をつめて、手持ちの吹きだし花火を考案しました。

 文化5年(1808年)鍵屋の番頭、清七が暖簾分けし、両国吉川町で玉屋市兵衛を名乗り、やがて川の上流を「玉屋」、下流を「鍵屋」が担当し、2大花火師となります。その2人を応援する掛け声との事だそうです。

 台風11号の接近による雨、風を心配しながらの開催でしたが、地元の皆様の暑い心意気が雨雲を吹き飛ばし、素晴らしい花火大会が開催されました。

 今回の花火大会の入場者は警察発表で8500人となり、毎回入場者が増えているように思います。

 毎年ご協力頂く企業の皆様、地元商店の皆様、両校区実行委員の皆様、何より会場にお越し頂く皆様に深く感謝いたします。この花火大会は地元の皆様のお力によることがほとんどの花火大会です。今後もこの花火大会を続けていくためにも、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

 翌日8日は、午前7時より花火大会会場の長垂公園の清掃を行いました。

 両校区の実行委員が参加し、食べ残しのゴミ、各飲み物、食べの物の容器、たばこの吸い殻、串などを拾い掃除しました。昨年に比べゴミが少なくなったような気がしました。

 公園に続く海岸通りにはほとんどゴミがありません。

 見物される皆様のマナーの向上でしょうか。今後もこうあってほしいものです。

 清掃には、玄洋高校の先生お2人をはじめとする多くの生徒さんが手伝いに駆けつけてくれました。みなさん希望して参加してくれたそうです。また、サニクリーンの企業の皆様も早朝の清掃にもかかわらず、出勤前にご参加いただきました。皆様の温かい心づかいに深く感謝申し上げます。有難うございました。

 また、来年の夏の日に皆様と花火大会会場でお会いいたしましょう。

真夏の夜の興奮「まつり今宿」納涼花火大会

 

 ■今宿タイムズ 第384号 平成26年9月1日
真夏の夜の興奮「まつり今宿」納涼花火大会
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玄洋校区自主防災会総会開催
うわごと
今宿田んぼアートフェスタ2014
<子育て講演会のお知らせ>
玄洋校区、各町内夏祭り
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「筑前今宿歴史かるた」から今宿の歴史を学ぶ4
SMILEY’S 福岡代表へ
なまず会納涼大会開催
明日葉会が演芸大会で会長賞受賞!
新設小学校開校準備委員会見学会開催
玄洋高校の地域清掃活動
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ごきげんよう!こぴっと頑張る「ど根性ぶどう」
今宿少年剣道部 創立40周年記念
コーヒーブレイク
今月の男女共同参画 25話
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ご芳志の御礼

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