詩吟全国大会で優勝

今宿タイムズ

 

■詩吟全国大会で優勝詩吟全国大会で優勝

 上ノ原の徳安秀作さん(43才)は3月に行われた詩吟の全国第48回日本コロンビア決戦大会で優勝されました。平成23年度、24年度全国詩吟コンクール九州地区大会、一般の一部で二度も優勝しています。

 詩吟は、あまり馴染みがありませんが、漢詩に節をつけて吟じるもので、李白の詩が多いそうです。徳安さんにお話を伺いしました。

 16年前、友人の結婚式で年配の女性の、お祝いの席にふさわしい格調高い詩吟を聞いて感動しました。その後、職場(福岡市緑のまちづくり協会)の、詩吟をしている先輩に誘われて、市役所のサークルに入会しました。その先輩が、佐賀の武雄の詩吟の先生に移ったのを機会に、詩吟を本格的にやろうと、月二回、休みを利用して、お稽古に通うようになりました。もう16年になります。

 佐賀は詩吟が、とても盛んで、小さいお子さんから80代の方までお稽古をしています。詩吟をやる方は、意外ですが、男性より女性の方が多いです。上位優勝者は、ほとんど女性です。女性は声がきれいで、通る声の持ち主が多いです。

 詩吟は、普段の自分の声とは違ってお腹で呼吸し、大きな声、響く位の声を出します。最初は、声を出すのが恥ずかったのですが、今では詩吟をやり初めて、人前で話すことも平気になり、自信をもってやれるようになりました。詩吟は4段、師範代の資格を持っています。漢文の中身を理解して、暗記しなければいけませんので練習が欠かせません。詩吟の面白いところは、上手に詠えたときは、周りの方に褒めていただくのが、うれしいです。年配の方ばかりですが、詩吟を通じて人とのつながりを強く感じています。

 武雄は、第二の故郷ですが多久市の文化祭にもよく出場します。多久市の文化奨励賞もいただきました。

 詩吟は、地味な感じがしますが、落ち着いているところが自分には合っていると思っています。いいものに出会えて良かったです。

 優勝トロフィや優勝盾が、床の間にたくさん飾られていました。

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